猫ひろし、ロンドン五輪への道が絶たれる!! [猫ひろし 五輪出場消滅]

何ともやるせない気分だなぁ。
カンボジア代表としてロンドン五輪のマラソン代表に内定していた
猫ひろし(本名:滝崎邦明)さんが参加資格を満たしていないとして
その代表を取り消される事が決定したようです。

どうして、猫ひろしが参加資格を取り消されたかと言えば、
今年から規定された
国籍取得後1年が経過していない場合

①連続した1年の居住実績
②IAAF(国際陸上競技連盟)理事会による特例承認

のいずかの要件を満たさなければならないからです。
カンボジア国籍を取得した猫ちゃんだけど、活動の拠点は日本であり、
IAAF理事会の特例承認は必要でした。

市民ランナーから見れば2時間30分台と素晴らしい記録だけど、
五輪出場標準B記録である2時間18分には遠く及ばない事から
IAAFは特例措置も認めなかったのでしょう。

ちなみに猫ちゃんの記録を上回った同国の北京五輪代表であり
ロンドン五輪を目指すヘム・ブンティン選手の記録は2時間23分台と
こちらも参加標準記録には5分以上届いていません。


どうして今頃になって出場資格を取り消したんだろう?
こんな事態に陥るのなら猫ひろしが国籍を取得して五輪を目指すと
分った時点で、「それは不可能」と国際陸連が忠告でもしておけば
よかったのに。

たまたまカンボジアで開催されたハーフマラソンでそこそこの記録を
出した猫ちゃんに五輪出場を打診した事が今回の騒動の発端です。

その後、猫選手はお笑い芸人の域を超えた練習をこなしそれなりの
結果も残してきたからこそ、カンボジア陸連は五輪代表と認めたのに、
3ヶ月後に本番を控える中での今回の決定は滝崎邦明さんに対して
とても失礼だと私は思うなぁ。

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