猫ひろしの五輪出問題に為末大選手が別の視点から言及 [為末大 twitter]

猫ひろし自身、こんなに大きな騒動になるとは
思っていなかったんだろうなぁ。

カンボジア政府から国籍取得をしロンドン五輪出場を打診され、
その通り実行しただけ。
でも、生半可な気持ちではなかったはずだ。だからこそ、
苦しい練習にも耐えてきた。

確かにタイム的には市民ランナーとしてはトップレベルでも
B標準記録にも全然達していない。
そんな選手がオリンピックに出てもいいのか?という意見はごもっともだけど、
これまでの努力を無駄にするのも可哀そう・・・

ネット上では猫ひろしの五輪出場に対して批判的な意見の方が
多い。

そんな中、世界陸上で2度のメダルを獲得した侍ハードラーこと
為末大選手がこの問題についてtwitterで言及した事が
ネットニュースに取り上げられていた。


 ~~以下は引用~~

「柔道がヨーロッパや南米で人気なのは、日本人が出向いていって時には国籍を変え広げたから」
「僕は世界中の人がスポーツを楽しめるようになってほしいと思っていて、
猫さんがせっかく国籍を変えたなら、カンボジアに日本のマラソンを伝えて、スポーツの父になってほしい」

 ~~ここまで~~

この問題に対する視点が全く違う事に驚いてしまった。
確かに近代五輪は先進国の為のスポーツの祭典と言っていいだろう。
為末選手は真の意味でオリンピックが’世界の祭典’になる為には、
発展途上の国々も同じ土俵に立てるようにしなければならない、と言っている。

その為には貧困問題や格差の是正が必要であり、スポーツの楽しさを
伝えていかなければならない。


誤解がある表現かもしれないが、そもそもカンボジア人はオリンピックに対して
どれだけの思い入れがあるのだろうか?
日本のようにマラソンに対して大きな期待があるような国は稀ではないだろうか?

猫ひろし選手がカンボジア代表としてオリンピックを走る事で、
カンボジア人の心に何か感じるものがあるかもしれない・・・

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